日本インファントマッサージ協会  Japan Association of Infant Massage 
日本経済新聞夕刊 1999年6月21日 第18面
ニューズウィーク日本版 1999年2月15日号 p45



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日本経済新聞夕刊 1999年6月21日 第18面
社会にもまれる前に
「さあ、良い子にしてねー」お母さんが油を手に赤ちゃんの体をさすり始める。ここは東京・赤坂のベビーマッサージ教室。

筋肉の疲れや凝りをほぐすのではなく、皮膚への刺激で赤ちゃんの五感の発達を促し、ストレスを減らすのが主な目的だが、同時に親子のスキンシップも図れる。

マッサージ用には食用ゴマ油やオリーブオイルなどの有機オイルであれば良いという。週1回2時間の講習を4回行う。生後8ヶ月くらいまでの赤ちゃんをを持つ母親か出産予定の女性が講習の対象だが、お父さんの参加も歓迎という。

(HP編集部注:現在は赤坂での教室は行っておりません。親子教室希望の方には、協会から全国各地のインストラクターをご紹介します。メニューはインストラクターにより異なります。お気軽にお問い合わせください)
ニューズウィーク日本版 1999年2月15日号 p45

母さん、もっと触って  子供を抱き締めたり愛撫したりする行為には
体の発育を促し、ストレスを減らす効果がある
(前略)

研究者によると、人間の赤ん坊もマウスと同じく、スキンシップで体重が増加する。「自律神経系の迷走神経を刺激すると、胃腸の働きが活発になり、インスリンなどのホルモンが分泌される」と、フィールド(HP編集部注:マイアミ大学皮膚接触研究所のティファニー・フィールド所長のことです)は言う。インスリンの分泌が増えれば食物吸収率が高まり、成長が促進される。
加えてスキンシップには、ストレスを減少させる効果もあると、フィールドは語る。マッサージを受けている乳幼児の尿は、重要な免疫細胞を殺すコルチゾールというホルモンの含有率が低いという。

国際乳幼児マッサージ協会(HP編集部注:当協会のことです)のミンディ・ズロットニックによると、96年には推定1万人の親が乳幼児マッサージを学んだ。乳幼児マッサージは親が赤ん坊の言葉にできない合図を理解し、親子がともにリラックスする有効な手段だと、同協会では考えている。(後略)

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